ケージの寒さ対策6つ!愛犬を冬の寒さから守るコツと注意点も紹介
愛犬の飼育環境として、ケージを活用している家庭は多いでしょう。ケージは保温効果を備えているものが少ないため、冬場は寒さを感じることのないように工夫が必要です。本記事では、冬のケージの寒さ対策を紹介します。
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冬はケージの寒さ対策が必要
犬用のケージの多くは、保温効果がありません。そのため、室温の影響を受けやすく、冬場に何の対策もしないままでいると、愛犬の身体が冷えてしまいます。特に寒さに弱い犬種や幼犬、老犬は体調を崩してしまうおそれがあるので、入念に寒さ対策をとるべきです。
ケージの寒さ対策
犬のケージの寒さ対策6つを紹介します。
保温カバーをかける
保温カバーは、ケージにかぶせるだけで風や寒気を遮断できるため、ケージ内の温度を保つことができます。またケージカバーは、外部の音や光を遮る効果もあり、愛犬のリラックススペースを確保する際にも役立ちます。
毛布を敷く
毛布は手軽にできる寒さ対策のひとつです。電気を使わないため、万が一停電があった際も安心です。冬場はケージ内の寝床に、毛布を敷いてあげると良いでしょう。
ベッドを置く
愛犬の寝床をケージ内にしている場合、冬場は厚手のベッドを設置してあげましょう。冬用ベッドにはさまざまな形があり、ドーム型は保温性が高いことが特徴です。しかし、閉鎖的な空間が苦手な犬には向きません。その場合は、天井がないカドラータイプがおすすめです。
ペット用寝袋を置く
寒さに弱い犬種には、保温性に優れたペット用寝袋がおすすめです。厚みのある弾力性に富んだ綿を使用しているので、暖かく抜群の寝心地です。ヒーター付きのものや、丸ごと水洗いできるものなど、さまざまな種類があるため、使用状況に合わせて最適な機能を備えたものを選びましょう。
ペット用ホットカーペットを敷く
ケージで寒さ対策を行う場合は、局部的に温めるホットカーペットの使用もおすすめです。ペットにホットカーペットを使用する場合、人用のものは避けましょう。なぜなら、人と犬では適切な温度が異なるからです。また、コードを齧ったり、カーペットの表面を引っかいたりすると、感電するおそれがあります。必ず、コードやカーペットの表面が補強されているペット用のホットカーペットを選ぶようにしましょう。
湯たんぽを使う
湯たんぽは手軽に取り入れられる寒さ対策グッズです。お湯を入れたり、電子レンジで温めたりするだけで、使うことができます。繰り返し使用できるため、コストパフォーマンスがよいことも、嬉しいポイントのひとつです。
ケージの寒さ対策のポイント・注意点
ケージの寒さ対策をする際は、以下の3点に気を付けましょう。
- ケージを適切な場所に設置する
- 暑くなったら移動できるスペースを作る
- 低温やけどに注意する
ケージを適切な場所に設置する
ケージが適切な場所に設置されていないと、寒さ対策の効果を十分に得られません。日光や風が直接当たる場所は、温度の変動が激しく、体調を崩す原因になります。また、ドア付近は外気の影響を受けやすく、人の出入りによって愛犬が落ち着けません。ケージを設置する際は、温度変動が少なく、静かな場所を選びましょう。
暑くなったら移動できるスペースを作る
ケージ内で暖房器具や保温グッズを使用する場合、逃げ場がないと暑さで体調を崩してしまうおそれがあります。犬が暑さを感じた際にクールダウンできる場所も作っておきましょう。
低温やけどに注意する
ホットカーペットや湯たんぽを使用する際、被毛が薄い場所に当て続けると、低温やけどの原因になります。タオルやカバーを付けて、低温やけどに注意しましょう。
冬はケージの対策を万全にして、愛犬を寒さから守りましょう
犬用のケージの多くは、保温性がないため、冬場は寒さ対策が欠かせません。ケージ内を暖かく保つためには、適切な設置場所を選ぶことと、暖房グッズの使用が重要です。愛犬の適温は犬種や年齢によって異なるので、様子を見ながら最適な温度を保てるようにサポートしてあげましょう。