子犬に服を着せるメリットは?服デビューのタイミングや注意点まとめ

犬の服は、着せると可愛らしいだけでなく、犬の健康を守るための効果があります。しかし、まだ小さい子犬に服を着せても良いか迷っている方も多いのではないでしょうか?そこで本記事では、子犬に初めて服を着せるベストタイミングや、服を着せるメリットを紹介します。子犬を迎え入れたばかりの方やこれからお迎えする予定がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
この記事を読むための時間:3分
子犬に服を着せるメリット
ここでは、子犬に服を着せるメリットを紹介します。
体温を適正に保つ
子犬は成犬よりも体温調節が苦手です。そのため、子犬に服を着せることで体温を適正に保つ効果が期待できます。冬場やエアコンの効いた室内では、服を着せることで寒さから身を守ることができます。また暑い日にも、服を着せることで直射日光や紫外線からガードし、熱中症や日焼けのリスクを減らすことができる点も服を着せる大きなメリットです。
病気やけがのリスクを下げる
子犬は、免疫力が完全に発達しておらず、病気になりやすい状態です。服を着せることは、外的な危険要因から犬を守ることにつながります。例えば、アレルギーとなり得るほこりや花粉の付着を防いだり、小さなケガを予防したりすることもできるため、外出時には服をできるだけ着せましょう。
抜け毛を防ぐ
室内や車内における抜け毛が気になる方にとっても、服は便利なアイテムです。子犬に服を着せることで、毛が抜けてソファーやカーペットに飛び散るのを防ぐことができます。犬を連れて外出する際や、他の人の家を訪問する際にも、毛が飛んで迷惑をかけるリスクを低減できるのでおすすめです。
服に慣れることができる
好奇心旺盛な子犬のうちに服を着せる方が、犬にとってストレスがありません。子犬のうちに着せておけば、成犬になってから服デビューするよりもスムーズに受け入れることができます。
おしゃれを楽しめる
犬用の服はデザインも豊富で、季節やイベント、シーンに合わせて選べるのも楽しみの1つです。特に子犬の時期は短いため、貴重な子犬期を写真にたくさん収めておきたいという方も多いのではないでしょうか。子犬にストレスを感じさせない範囲で、愛犬のさまざまな姿を楽しんでみてください。



子犬に服を着せるデメリット
子犬は服を着ることに慣れていないため、もしかすると嫌がるかもしれません。特に、服のサイズが合っていなかったり圧迫感を覚えたりすると、ストレスを感じて抵抗することがあります。そのような場合には無理に着せようとせず、少しずつ慣らしていきましょう。
ゲージの中に今後着せたい服を入れておいたり、おやつのときに視界に入るようにしたりすると、服の存在が当たり前の存在になるため、抵抗感を減らすことができます。
子犬に初めて服を着せるタイミング
子犬に初めて服を着せるベストなタイミングは、環境や身体の成長具合に応じて異なります。一般的には、ワクチン接種が全て終了し、外に出られるようになってからがベストです。ボタン1つで止められるものなど、着脱が簡単な服から始めてみましょう。その日の気温や天候などに応じて、どのような服を着せるか選んでみてください。
子犬の服の洗濯頻度
子犬の服は人間の服よりも汚れやすいため、定期的に洗濯をしましょう。2〜3回着用するたびに洗濯することで、清潔な状態を維持することができます。ただし、散歩中に汚してしまった場合には、その都度洗ってください。また、肌への負担を減らすためにも、犬専用の洗濯洗剤を使用することをおすすめします。
子犬の服を選ぶ際の注意点
子犬の皮膚は、成犬と比較すると非常にデリケートなので、服の素材選びにも気を使う必要があります。柔らかいポリエステル素材やコットンなど、肌に触れたときに刺激の少ない素材を選びましょう。ポリエステルなどの素材は、アレルギーや皮膚トラブルを引き起こすことがあるため、子犬のうちは避けたほうが無難です。着用させる場合には、必ず肌の状態の観察を怠らないようにしてください。
子犬の服は慎重に選ぼう!
本記事では、子犬に初めて服を着せるベストタイミングや、着衣のメリットを解説しました。犬に初めて服を着せるのは、予防接種が終わってお散歩デビューをするタイミングがおすすめです。好奇心旺盛な子犬のうちから服を着せるとスムーズに慣れさせることができるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。