犬がおもちゃをすぐ壊すのはなぜ?噛む理由や長持ちさせる方法を紹介
おもちゃ遊びが好きな犬には、色々な種類のおもちゃをあげて、楽しく遊ばせている人も多いでしょう。しかし、あげてもすぐに壊してしまう場合があるため、困っている飼い主さんもいると思います。そこでこの記事では、犬がおもちゃをすぐ壊す理由や対処法を解説します。
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犬がおもちゃをすぐ壊すのはなぜ?
犬がおもちゃをすぐに壊す理由は、以下の3つが考えられます。
- 本能的に噛んでしまうから
- 歯がかゆいから
- ストレス解消になるから
それぞれについて解説します。
本能的に噛んでしまうから
犬には生まれつき「狩猟本能」があります。獲物を捕まえるために「追いかける・噛む・吠える」などはしてしまうものなので、特に理由はなくてもおもちゃを壊す場合があります。本能的な破壊行動は悪いことではないので、飼い主の持ち物や家具などを壊していないのであれば基本的には大丈夫です。しかし、おもちゃ以外のものを破壊したり、壊した後に誤飲してしまう場合は、対策した方が良いでしょう。
歯がかゆいから
歯が生え変わる時期の子犬は、口や歯茎がむずむずとかゆくなることが多いです。口や歯がかゆいと、身近にあるものを噛んで解消しようとするため、おもちゃを壊してしまう場合があります。成長段階によるものなので基本的には問題ありませんが、放っておくとおもちゃ以外のものも壊す可能性があるので、子犬のうちに悪いことはきちんと教えた方が良いでしょう。
ストレス解消になるから
犬はストレスが溜まると、おもちゃなどを噛んで解消する場合があります。そのため、愛犬がおもちゃを噛み壊すのはストレスが溜まっている可能性があり、原因を解消すると落ち着くことも多いです。犬のストレスの原因には、飼い主と触れ合う時間が少ない、環境が変化した、留守番が多くて寂しいなどがあるので、根本的な要因を考えて解決方法を考えましょう。
犬がおもちゃをすぐ壊す時の対策方法
犬がおもちゃをすぐ壊す時の対策方法を、4つ紹介します。
- 丈夫なおもちゃにする
- 年齢に合うおもちゃにする
- おもちゃ以外の遊びをする
- 壊しても反応しない
丈夫なおもちゃにする
犬がおもちゃを噛み壊してしまう時は、丈夫なおもちゃに変えると耐久性が高く壊れにくいです。丈夫なおもちゃには、ロープや噛みちぎれない特殊素材のものなどがあるので、愛犬の好みに合わせて選ぶのがおすすめです。
年齢に合うおもちゃにする
犬用おもちゃには、推奨年齢があります。年齢に合っていないおもちゃを使うと、犬の噛む力に合わずに壊れる可能性があるので、成長段階に合ったおもちゃを与えるのが大切です。また、犬の大きさに対して小さすぎるおもちゃでは、噛み壊すだけでなく丸呑みする恐れもあるので、誤飲を防ぐためにも年齢に合うおもちゃを使わなくてはなりません。
おもちゃ以外の遊びをする
犬がおもちゃを壊してしまう時は、他の遊びをしておもちゃへの興味を減らすのも対策になります。おもちゃ以外の遊びには、散歩に行く、ドッグランで他の犬と遊ぶなど色々あるので、愛犬の興味を持つことを始めると良いでしょう。他の遊びで体力を消耗したら、自然とおもちゃを噛み壊すのも少なくなります。
壊しても反応しない
おもちゃを壊した時に飼い主が反応すると、犬は「かまってもらえる」と勘違いをして、さらに破壊する場合があります。そのため、おもちゃを壊しても反応せずに放っておくと、飼い主が興味ないと感じて、積極的な破壊行動をやめる可能性があります。
犬がおもちゃを壊すのは本能だと考えましょう
犬がおもちゃを壊すのは、狩猟本能や成長段階、ストレスによる理由が考えられます。基本的に本能や成長が理由の場合は、おもちゃ以外のものを壊していないのであれば問題ありません。
ただし、ストレス解消のために破壊している場合は、原因を考えて根本的に解決する必要があります。また、おもちゃをすぐ壊して困る時は、丈夫なおもちゃや年齢に合うおもちゃに変えたり、他の遊びをしたりすると壊す時の対策になるでしょう。