犬が寝る時の寒さ対策5つ！愛犬が快適に眠るためのポイントを解説
冬場の朝晩は冷え込みが厳しく、人だけでなく犬も寒さで寝不足になったり、体調を崩してしまったりすることがあります。そのため、寒い季節は寝る前に愛犬が快適に眠れるように、対策をしっかりとることが大切です。本記事では、犬が寝る時の寒さ対策を紹介します。
この記事を読むための時間：3分
犬が寒い時の寝方
犬が寝ている時に以下の様子を見せる場合は寒さを感じているため、すぐに寒さ対策を講じる必要があります。
- 震える
- 丸まる
- 鼻を隠す
震える
動物は、体温が下がると筋肉を動かして体温を上げようとします。そのため、犬が寝ている時もブルブルと震えているのであれば、寒さを感じているサインです。
丸まる
犬は基本的に丸まって寝ることが多いです。しかし、普段はお腹を見せるように寝ていたり、足を伸ばした状態で寝ていたりするのに、寒い時期だけ丸まって寝るのであれば、寒がっている可能性があります。
鼻を隠す
犬は寒さを感じると、鼻から吸い込む空気の冷たさを軽減させようとして、鼻先を隠したり、温める仕草をしたりします。そのため、寒い時期に鼻を隠すように寝ている場合は、すぐに寒さ対策を講じるべきです。
犬が寝る時の寒さ対策
愛犬が快適に眠るための寒さ対策5つを紹介します。
エアコンを使う
エアコンを使うと就寝中の室温を適度に保つことができます。犬がいる部屋に使う場合は、20度～25度を目安に、愛犬の様子を見ながら最適な温度に設定しましょう。
毛布を敷く
犬は人よりも低い位置で生活しているため、下に集まった冷気に当たりやすく、足裏や腹部から体温が下がってしまいます。ケージや寝床に毛布を敷くことで、保温性を確保できます。
パジャマを着せる
冬場の夜は気温がグッと下がるため、短毛種や子犬、老犬など寒さに弱い犬には、冬用のパジャマを着せることをおすすめします。
ドーム型ハウスを置く
冬は、犬の身体をすっぽり包み込むようなドーム型のハウスの設置がおすすめです。しかし、閉鎖的なドーム型ハウスが苦手な犬もいます。その場合は、適度な開放感があり、保温性も高いカドラーがおすすめです。
湯たんぽ・電気カーペットを使う
湯たんぽや電気カーペットは、局部的に温めることができるアイテムです。飼い主自身が使っているケースも多いでしょう。しかし、人と動物の適温は異なるため、ペットに湯たんぽや電気カーペットを使う場合は、必ずペットの種類や体格に合ったものを選びましょう。
寝る時の寒さ対策のポイント・注意点
犬が寝る時の寒さ対策を行う際は、以下3つのポイントに注意しましょう。
- 暑くなった時の逃げ場を作る
- 低温やけど対策をとっておく
- 空気の乾燥に注意する
暑くなった時の逃げ場を作る
寒さ対策としてさまざまな暖房器具を設置していると、犬が暑いと感じる場合があります。暑くなった時にクールダウンできるように、自由に移動できる涼しい場所を用意しておきましょう。
例えば、エアコンをつけているのであれば、犬が自力で廊下や別室に移動できるようにしておく、ホットカーペットを使っている場合は、床よりも面積が小さいものにするなど、逃げ場を作っておくことが大切です。
低温やけど対策をとっておく
犬は寝ている時はほとんど動かないため、暖房器具の熱が一部分に集中してしまい、低温やけどを引き起こすおそれがあります。ヒーターやホットカーペット、湯たんぽなどを使う場合は、ヒーターには近づき過ぎないように柵を取り付ける、ホットカーペットはブランケットをかける、湯たんぽにはカバーを付けるなどして、低温やけど対策をしっかりとるようにしましょう。
空気の乾燥に注意する
冬場は乾燥しやすい時期ですが、暖房器具を使うことでさらに乾燥が進んでしまいます。極度な乾燥は体に負担がかかり、皮膚トラブルにつながるおそれもあるので、注意が必要です。寝る時に暖房器具を使用する場合は、濡れタオルを室内に吊るしたり、加湿器を使ったりして、乾燥対策をとることも大切です。
愛犬が快適に寝られるように寒さ対策をしっかり行いましょう
冬場の夜は気温が極度に下がるため、ペットも寒さで熟睡できなくなってしまうものです。冷えや睡眠不足は健康に悪影響を及ぼすため、しっかりと寒さ対策を講じ、愛犬が快適に寝られるようにしましょう。
