犬のベッドの置き場所はどこが良い?適した環境と寝床の作り方を解説
愛犬の安眠のためには、寝床を整えるのが大切です。しかし、犬はどのような場所が眠りやすいのか、ベッドの置き場所に迷う人もいるでしょう。そこでこの記事では、犬用ベッドの適切な置き場所や寝床作りのポイントを解説します。
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犬用ベッドの適切な置き場所
犬用ベッドを置くのに適切なのは、以下の4つに当てはまる場所です。
- 冷暖房が当たらない場所
- 風通しの良い場所
- 静かで眠りやすい場所
- 家族と近い場所
それぞれについて解説します。
冷暖房が当たらない場所
犬は冷暖房が直接当たると、体温の調節がしにくくなります。体温調節がうまくできないと、風邪をひくなどの体調不良につながるだけでなく、眠りの妨げになる恐れがあります。そのため、ベッドを置くときは、冷暖房が直接当たらない場所にしましょう。
風通しの良い場所
夏場は風通しの良い場所に犬用ベッドを置きましょう。真夏の暑い日に湿度の高い場所で眠ると、犬が熱中症になる恐れがあるため、熱のこもらない涼しい場所にベッドを置くのが最適です。
静かで眠りやすい場所
犬用ベッドは、静かで眠りやすい場所に置きましょう。リビングで犬が寝る場合、テレビなどの音の出る家電が近くにあると、犬が安眠できなくなる可能性があります。そのため、なるべく静かな場所にベッドを置いて、愛犬が安心して眠れる環境を整えるのが大切です。
家族と近い場所
犬は気配に敏感なので、飼い主が遠く離れた場所にいると不安に感じる場合があります。不安になると安眠できなくなる可能性があるため、犬用のベッドは家族の寝室と近い場所に置いて、安心できる環境を整えましょう。犬と飼い主が同じベッドに眠る方法もありますが、どちらかが安眠できなくなる可能性があるため、無理にベッドは同じにしなくても大丈夫です。
犬用ベッドで寝床を作る時のポイント
犬用ベッドで寝床を作る時のポイントを、3つ紹介します。
- 体型に合うベッドを使う
- 寝心地の良い環境にする
- 四方を柵で囲う
体型に合うベッドを使う
小型犬や中型犬、大型犬など犬種によって様々な体型があります。体型に合わないベッドを使うと、大きすぎて不安を感じやすくなる、小さすぎて眠りにくいなど睡眠に適さなくなるので、ベッドは犬のサイズに合うものを使いましょう。また大きさだけでなく、体重によってクッションの寝心地が変わるので、素材の厚みなども体型に合わせるのが大切です。
寝心地の良い環境にする
犬用ベッドで寝床を作る時は「温度・湿度」を寝心地の良い環境に整えるのも大切です。基本的に温度は、夏場であれば23〜25℃前後、冬場であれば20〜25℃前後が良いといわれています。湿度は、通年を通して50%前後が望ましいです。寝心地の悪い環境では、犬の体調不良につながる恐れがあるため、環境をしっかり整えるのが寝床作りのポイントです。
四方を柵で囲う
犬には防衛本能があり、気配に敏感です。寝ている時も防衛本能が働いて安眠できなくなる子もいるため、四方を柵で囲うと身を守る感覚になり、安心しやすくなります。特に犬を迎えたばかりの場合、家族にもまだ慣れていなくて寝ている時も警戒してしまうので、周りを柵で囲ったりドーム型のベッドを使ったりするのがポイントです。
犬用のベッドは眠りやすい場所に置きましょう
犬用ベッドは、静かで風通しが良く、冷暖房が直接当たらない場所に置くのが望ましいです。また、飼い主と離れすぎると不安に感じる子もいるため、なるべく家族の寝室と近い場所に置くのが適しています。寝床を作る時は、犬の体型に合わせたベッドを使い、温度や湿度を犬が眠りやすいように整えるのが大切です。犬用ベッドは眠りに適した場所に置いて、愛犬が安眠できるようにしましょう。