雨の日の犬の散歩にレインコートは必要?レインコートの選び方も解説

雨の日の散歩は、愛犬が雨に濡れてしまったり、手足が汚れてしまったり、憂鬱に感じる飼い主さんは多いのではないでしょうか。雨対策の便利なアイテムとしてレインコートがありますが、犬にも着せるべきか迷う人も多いのではないでしょうか。本記事では、犬にレインコートが必要な理由と、犬用レインコートの選び方を紹介します。
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犬にレインコートが必要な理由
雨の日の散歩で、犬にレインコートを着せるべき3つの理由を解説します。
身体を濡らさずに済むから
雨の日にレインコートなしで散歩すると、雨水で身体が冷えて体調を崩してしまうことがあります。また長毛種は毛が乾きにくく、放置したり半乾きの状態が続いたりすると、皮膚トラブルにつながるおそれもあります。そのため雨の日に散歩に出かける際は、身体を濡らさないように、レインコートを着せる必要があるのです。
泥ハネなど汚れを防げるから
レインコートを着せることで、雨水や泥の跳ね返りによる汚れを防ぐことができます。雨の日は泥の跳ね返りで、愛犬が汚れてしまいがちです。泥汚れは落ちにくく、散歩の度にシャンプーをするのは手間がかかります。また、シャンプーの頻度が高いと、皮膚トラブルやストレスの原因になってしまうため、注意が必要です。
犬の存在を相手に知らせやすくなるから
雨の日は視界が悪くなるため、車や自転車の運転手が犬の存在に気が付けず、事故につながるおそれがあります。パッと目立つ色や蛍光色のレインコートを着せて、相手に存在をアピールすることで、事故の危険性を減らす効果が期待できます。
犬用レインコートの選び方
犬用のレインコートはさまざまな種類があり、愛犬の性格や使用シーンに合ったものを選ぶことが大切です。ここからは、犬用のレインコートを選ぶ際のポイントを紹介します。
形状
犬用のレインコートの形状は、主に以下の3つが挙げられます。それぞれの特徴を比べて、最適なものを選びましょう。
- マントタイプ
- オールオーバータイプ
- フード付きタイプ
マントタイプ
マントタイプは、頭から通さずに簡単に着せることができるので、服が苦手な犬や、初めてレインコートを着せる場合におすすめです。また、散歩中に急に雨が降ってきた際に素早く対応できるので、収納袋付きのものを普段から持ち歩く習慣を付けると良いでしょう。
オールオーバータイプ
身体中をすっぽり包み込むオールオーバータイプは、汚れをしっかり防いでくれます。ただし、着る際に頭や手足を通さなければならないため、服に慣れていない犬に着せるのは難しいでしょう。
フード付きタイプ
フード付きタイプは、頭までしっかりカバーすることができます。フード付きのものを選ぶ際は、視界を塞ぎにくい透明な窓付きタイプがおすすめです。また、フードを嫌がる犬もいるので、取り外しが可能なものを選び、様子を見ながら試してみると良いでしょう。
色
犬用のレインコートの色は、黄色や明るい赤色、蛍光グリーンなど、派手な色のものが視認性が高まるため、おすすめです。
サイズ
レインコートのサイズは、大きすぎるとガサガサと音がなり、犬が怖がってしまうことがあります。一方で小さすぎても歩きにくくなるため、できるだけジャストサイズのものを選ぶことが大切です。店頭では、試着してサイズをチェックしましょう。ネットで購入する場合は、採寸してメールなどで相談しながらサイズを決めると良いでしょう。
速乾性
レインコートを購入する際は、速乾性もチェックしましょう。乾きにくい素材のものを選ぶと、次の散歩までに乾かず使えないという事態が起こる可能性があります。
通気性
レインコートに使われる生地の多くは、熱を逃がしにくく防寒性に優れています。一方、暑い時期はサウナ状態となり、熱中症になるおそれがあるので注意が必要です。梅雨など蒸し暑い時期にレインコートを着せる場合は、通気性の良いものを選びましょう。



犬にレインコートを着せるポイント・注意点
犬にレインコートを着せる際のポイントと注意点を解説します。
服を着慣れていない場合は少しずつ慣らす
服を着慣れていない犬は、レインコートも嫌がる場合があります。無理に着せると、苦手意識が高まってしまうため、犬が嫌がったら着せるのを中断する、ワンステップ進めたらおやつをあげるなどして、少しずつ慣らしましょう。
使用後は手入れをする
濡れたレインコートをそのまま放置すると、カビや嫌な臭いの原因となります。使用後は汚れを拭き取り、消臭・除菌スプレーをしてから、広げて風通しのよい場所に干してしっかり乾かしましょう。
レインコートを活用して雨の日も愛犬との散歩も楽しみましょう
レインコートは、愛犬を雨や汚れから守ってくれる便利なアイテムです。雨が続く季節はレインコートを取り入れて、愛犬との散歩を楽しみましょう。