犬のおもちゃの洗い方!使える洗剤や正しいお手入れの方法を解説

犬のおもちゃは、使用していると唾液などの汚れが気になることも多いです。しかし、どのようにお手入れするのが適切か、わからない人もいるでしょう。そこでこの記事では、犬のおもちゃの洗い方について、使える洗剤やお手入れの方法を解説します。
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犬のおもちゃは定期的に洗う
おもちゃは唾液などがついて雑菌が繁殖している可能性があるため、愛犬の健康のためにも定期的に洗うのが大切です。汚れたら買い替えを検討する人もいますが、おもちゃ自体が壊れていないのであれば、しっかり洗浄すれば使用できます。洗う頻度は汚れ具合によっても変わるため、たくさん遊んで汚れてきたと思ったらお手入れすると良いでしょう。
犬のおもちゃを洗うのに適した洗剤
犬のおもちゃを洗うのに適した洗剤を、3つ紹介します。
- ペット用洗剤
- 重曹やセスキ炭酸ソーダ
- クエン酸
ペット用洗剤
ペット用洗剤とは、犬のベッドや毛布などを洗う時に使う洗剤です。刺激が少なく、ペット用品に使用しても害がないものなので、愛犬のおもちゃにも安心して使用できます。洗濯機でも使えるものなので、1つ持っておくと便利に使えるでしょう。
重曹やセスキ炭酸ソーダ
重曹は弱アルカリ性で肌に優しく、食用としても利用されているものなので、犬のおもちゃを洗うのにも適しています。セスキ炭酸ソーダも重曹と同じくアルカリ性の洗剤で、自然界に存在する成分なので、犬のおもちゃにも安心して使用できます。
どちらもアルカリ性洗剤のため、皮脂などの油性汚れや食べこぼしなどの汚れに効果的です。セスキ炭酸ソーダの方がアルカリ性が強いので、重曹で落ちない時はセスキ炭酸ソーダを使用すると良いでしょう。
クエン酸
クエン酸はレモンなどの酸っぱい果物に含まれている成分で、天然由来のものなので愛犬のおもちゃにも使えます。酸性洗剤なので、お漏らしによるアンモニア臭が気になる時に使用すると、嫌な臭いを洗浄してくれます。
犬のおもちゃの洗い方
犬のおもちゃの洗い方を、以下の3つのタイプごとに解説します。
- ぬいぐるみ
- ロープ
- ゴム素材のおもちゃ
ぬいぐるみ
ぬいぐるみの洗い方は以下のとおりです。
- 水に洗剤を溶かす
- ぬいぐるみを入れて5分程度つけ置きする
- ぬいぐるみをこすり洗いする
- 洗濯機で脱水して乾かす
ぬいぐるみなどの布でできたおもちゃは、毛布を洗う時と同じように、洗剤でこすり洗いすると汚れが落とせます。おもちゃに洗剤が残ると雑菌の原因になるので、よくすすいで落としましょう。
ロープ
ロープタイプのおもちゃの洗い方は以下のとおりです。
- 鍋でお湯を沸かす
- 沸騰したらロープを入れて煮沸消毒する
- しっかりと乾燥させる
ロープは唾液による汚れが溜まりやすいです。洗剤を使用すると網目の中に残りやすいので、熱湯での消毒のみにしましょう。洗った後は水気が残るとカビが繁殖しやすいため、しっかり乾かすのが大切です。
ゴム素材のおもちゃ
ゴム素材のおもちゃは、表面を洗剤でよく洗い、水気を拭き取ったらお手入れ終了です。乾かす時間がかからないので、使用後にすぐ水洗いをすると、綺麗な状態を維持できます。また、空気穴が空いているおもちゃの場合は、そのまま洗うと中に洗剤が入ってしまうため、穴をテープなどで塞いでから洗いましょう。
犬のおもちゃは洗って清潔にしましょう
犬のおもちゃは唾液などにより雑菌が繁殖しやすいため、定期的に洗って綺麗にするのが大切です。お手入れする時はペット用洗剤を使うのが最適ですが、ない場合は重曹やセスキ炭酸ソーダ、クエン酸などの天然由来成分の洗剤を使用しても問題ありません。ぬいぐるみやロープ、ゴム素材などおもちゃの種類によって洗い方が変わるので、それぞれに適した方法でお手入れしましょう。